雛人形辞典

雛人形辞典
2013年01月15日

おひなさまの着ている十二単衣の仕立てについて
よく お客様にご質問いただきます。

「雛人形って、ほんまに十二単着てるんですか?」

うちの工房のお雛さまの衣装は全て、
本物の十二単と同じく、
衽(おくみ)、前身頃、後ろ見頃をそれぞれ2枚ずつ、
合計6枚で仕立てています。(6枚はぎ仕立て)

三枚はぎ
6枚はぎ仕立て(たくみ作)

こうすることで、十二単衣本来のきれいな曲線や質感が
出せるからです。

昔、大量生産、大量消費の時代には、今より子どもの数も多く
雛人形も、全国的に「どんなもんでも 作ったら売れる」
ような時代でした。

そやし、背縫いもない、3枚しか縫ってないような(3枚はぎ仕立て)
手間を省いた雛人形でも 十分通用したんです。

6枚はぎ
3枚はぎ仕立て(参考写真)

でも、時代は変わってこの少子化。
世の中本物志向の時代。

当然 お客様はより本物を求められますし、
職人としてプロとして、
「どうしたら、今日よりもっと きれいなおひなさまに
仕上げることができるやろう。。。」
と日々こだわり続ける気持ちはあって当たり前やと思います。

そのためには、手を動かす労をいとわへんのが
「職人魂」いうもんです(かっこいい!)
「6枚はぎ仕立て」にこだわることは、
手間はかかっても、おひなさまを
美しく仕上げるためには絶対はずせへん、職人技です!!

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。