工房便り

西陣からの便り
2013年12月03日

今日も お雛さまの見方の 其の三・・・「単体で見る。」

雛人形を選ぼうと お人形屋さんに行くと、
何をどうみたらいいのかわからずに、ついつい、
きらびやかな飾り台や屏風、毛氈の刺繍、菱餅やら三宝など 
いわゆる付属品の豪華さに目を奪われてしまう方も
多いかもしれませんね。。

でも、主役は・・・お人形です。

主役のお人形を 「単体で見る。」 
ということは、
雛人形を選ぶ上で とても大事なことです。

ほんまにいいお人形は、それだけで見た時、
存在感があって きれいで 特別の趣があります。

そのきれいさや趣を なお一層 際立たせるためにも、
付属品があると ごちゃごちゃして、邪魔な感じがするのです。
反対に、粗悪な作りのお人形ほど、付属品がなかったら、
寂しくて貧相で見られません!

この違い、わかりますかぁ~~?
実際に ご自分の目で確かめはったら おもしろいですよ~

 「何をどう見たらいいのか、わからへんわ!」
と思ってたあなたも、
今日から 雛人形の見方が変わること間違いなし!

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西陣からの便り
2013年12月02日
京都も先週から急に寒うなって、
景色が冬色に変わってきました。

工房では、すでにご注文いただいたお雛さまの
制作の真っ最中。。
12月の声を聞くと、急にせわしのうなってきます。

なんせ、お客様のお顔を見てから制作にかかりますので

  「ここの柄を袖のところに出してほしいって
  言うたはったなぁ~」
  とか、
  「○○さま、喜んでくれはったらうれしいなぁ~」
  とか、

お客様のお顔を思い浮かべながら制作できるというのは、
人形師にとって非常にありがたいことです!!

でも、その分、お時間を頂くのも事実。。。
なるべく、年内にご注文いただけると うれしいです。

余裕を持ってお作りすることができますし、ご希望のお日にち
にお届けすることもできますし。。。

年内は、29日(日)まで無休で営業いたします。

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西陣からの便り
2013年11月22日

京都は 朝からきれいな晴天。

左大文字山も少しずつ 色付いてきました。

今日も、お雛さまの見方の 其のⅡ・・・「お顔について。」

「雛人形の顔って 夜見たら何か怖くて 
今まで好きになれへんかったんですけど、
こちらのお雛さまに出会って、その思いが消えました。
優しくてきれいでいいお顔したはりますね!」
有難いことに、うちのお雛さまは たくさんのお客さまに
一目惚れしてもらわはります。

お顔には人それぞれのお好みがありますが
「わたしは 怖い顔が好きなんです。」
という方は、多分少数派でしょうね (笑)

実は、うちのお雛さまのお顔は、頭師(お顔を専門に作る職人)
に特別のお化粧をしてもろてます。
そやし、優しいんでしょうね、きっと。。。

お顔選びで大切なことは、自分の感性で見る!ということ。

「この顔が一番いい顔ですよ。」
 とか、
「この顔にしといたら 間違いないです。」
 とか、 
お店の人の基準に惑わされないこと。

心を静かに落ち着けて、お雛さまとお話ししてみてください。
本当にいいお人形からは、特別の空気が出ているものです。

本来 お人形の鑑賞とは、その空気感や情感を味わうものなんです。

今日もいっぱい ちょっと難しいこと言うてしまいましたけど、
お雛さまについて わたしに語らせたら、止まらへんのですよ~(笑)

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西陣からの便り
2013年11月19日

熱いお茶がおいしい季節。

さっき、茶柱が立ちました!
(そんな報告いらん!って・・・しっつれいしました 笑)

今日は、お雛さまの観方について。。。

  お嬢ちゃんの初節句のお祝いに 
  雛人形を贈ってあげようと思い、
  いろんなお店に観に行っても、
  ずら~っといっぱい並んでて 
  何をどうみたらいいのかわからへん・・・

ほんまに難しいと思います。

いくつかのポイントがありますが、
今日は、其のⅠ・・・「形について。」

「雛人形の形なんてどれも一緒やん!」 と 
思わはるかもしれませんが、
実は、実は・・・
制作した人形師によって、それぞれに決まった形があるんです。

わたしたちは、形をみたら
「どこの、何という人形師が作った雛人形か・・・」
すぐにわかります。

弊店には、代々受け継がれてきた「槙野 巧雲」という作号
(作者の名前のようなもの)がありますが、
「槙野 巧雲」には、「槙野 巧雲」の決まった形がある、
ということ。

そやから、一軒のお店の中で 色々な形の雛人形が
売られているということは、色々な人が作った雛人形が売られている、
ということです。
わかりますかぁ~~??

ちょっと高度で、マニアックかもしれませんが、
「雛人形の形」に着目すると、見えないものが見えてくる!かも。。。

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西陣からの便り
2013年11月19日
今朝は、冷えました!

京都の紅葉は今が見頃。
と言うても、まだ上(かみ)のほうですけど。。。

鷹が峰の光悦寺やら南禅寺、岡崎の疎水辺りは、
「あぁ~、生きてて良かった!(笑) 」 と 思うくらい
きれいです。

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     「南禅寺 天授庵」         

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「光悦寺」
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今週末はきっと、ぎょうさんの人やろなぁcoldsweats01

なんにも有名な観光地に行かはらんでも、車で走ってるだけで

あっちもこっちもきれいなんが、京都のすごいところ。。。
今日の川端通りも圧巻でした!

鴨川にかかる橋から北を見た風景、宝ヶ池あたりの比叡山、

北山通りのケヤキ並木、まだちょっと早いですが、
御所の西北角の大銀杏もいいですよ。

酷暑を乗り越えた後のご褒美ですね!!

今年もいっぱい、目に焼き付けときましょ。。。

京都に住んでて良かったheart04

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西陣からの便り
2013年11月13日
雨上がりの空と山のきれいなこと!

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と思ってうっとりしていると、みるみるうちに

愛宕山に雲がかかって、

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時雨(しぐ)れてきましたrain

今日の京都のお天気は、まさに「女心と秋の空」。。。

ころころ ころころ、かわります (笑)

夕焼けの頃。。。

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生駒山が真っ赤に燃えましたnotes

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西陣からの便り
2013年11月11日
サントリーホールで行われた、「ウィーン・フィル」の
公開リハーサル、行ってきましたよ~

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いゃ、もう感動しました。

リハーサルとはいえ、本番さながらの臨場感で演奏されますし、

メンバーの普段の顔や 音作りの場面も見れて、大興奮!

繊細やのに、圧倒される音の響きは、期待以上!
頭の中で、タクト振ってましたもん(笑)

「うわぁ、日本でウィーンフィル聴けるて最高やんnote

「もういっぺん、ウィーン行きた~い!」

お品がよろしいて繊細なウィーンが大好きな

わたしは、懐かしい思い出と芸術の秋を

満喫させてもらいました。

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西陣からの便り
2013年10月28日

今日の京都は、朝からすっきり晴れて

気持ちのいい秋晴れ。。。
雲一つない、青空です!

こういう日には、大文字山を自慢したくなってしまいます(笑)
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いつも通り、工房の4階から撮りました。

大文字山は東の方角にあるんですが、夜が明ける前、
日の出前のちょっとずつ空が白んで来る頃は、
ピンク色やら紫色やらそら色っぽい、何ともいえへん微妙な色の
グラデーションが東山連峰の山際に広がって、それはそれはほんまに
きれいなんです。

  「春はあけぼのやぁ~、清少納言もおんなじ景色、見てたんやぁ~」

と、まさに「清少納言気分」!(笑)

そやけど、よっぽど早起きせんと、「清少納言気分」には浸れません。

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西陣からの便り
2013年10月25日
「雨が雨が降っている~note 聞いてごらんよ 音がする~note

 

京都は 朝からずっと雨。
空は灰色やし、気分もパッとしいひんし。。。

でも、意外とわたし、「雨音(あまおと)」、好きです!note

ザァー、ポトポト、チョロチョロ。。。その時々で聞こえてくる
いろんな雨音を聞いてると、心が落ち着いて、
どんよりした空まで楽しめるから不思議です。

ベランダに置いてる鉢植えの木の葉っぱから滴る
雨粒をじ~っと観察してるのも楽しいし。。。note

雨の日があるから、カラッとした青空が余計うれしいて
気持ちがルンルンするんですもんね!

そういう日には、「あぁー、京都に住んでて良かった!」
と、心底思います。

「山紫水明」・・・まさに、その言葉のままの風景が
すぐそこに広がってるんですもんlovely

皆さんもいっぺん、京都へおこしやすぅ~~

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西陣からの便り
2013年10月24日

金木犀の甘い香りにうっとりしている、おかシャンです!

昨日、美容院でカット中、いつものようにiPADで映画を

見せてもろてました。選んだのは、

「博士の愛した数式」

えっ、今頃??
とか、言わんといてください、、、でも、今頃なんです(笑)

  「これはなかなか 賢い心が詰まっていそうだ!」
  「いいかい、、、君はルートだ!どんな数字でも嫌がらずに
  自分の中にかくまってやる。」

博士のセリフ。。。優しくて、穏やかで
心がしみじみ あったこうなって、超感動。。。

実は、映画を観ているあいだ中、博士と人物像の重なる先生
(子供たちの恩師です)の姿が脳裏に浮かんできて、
感動が倍増した次第です!!

カットそっちのけで、没頭。。。(笑)

うちの子供たちが読んで、
「いいし、読んでみぃ~ O先生と重なるでぇ~」と貸してくれたのに
そのままになっていました。

早速今日から 読みますよshine
くれぐれも、
「えぇーっ、今頃!?」とか言わんといてくださいよ!(笑)

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願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。