工房便り

西陣からの便り
2019年01月10日

弊店のお雛さまは売り切れません。

展示品をお届けすることも、夏場から作って倉庫にストックしておいたり、
仕入れた雛人形を販売することもいたしません。

ご注文を頂いて、それから製作いたします。

ですからどうしてもお時間をいただいてしまいます。

今どんな業界も
「限定生産」
とか
「売り切れまじか、、、」
とか
「売り切れました!」
とか
消費者心理をあおるような販売方法が目につきます。

自社で作れるのであれば、たとえお時間を頂いたとしても
お客様が必要としてくださる限り、お作りして喜んでいただきたい!
というのが私たちの思いです。

それが出来ないのはできない理由があるからです。

例えば外注に出している、仕入れて販売しているから今期はもう追加発注できないなど、、、

冷静に考えて判断してくださるのが弊店のお客様です。

賢明な選択をされる方には何の迷いもありません。

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

西陣からの便り
2019年01月03日

京都は典型的な冬空、晴れてたと思えば時雨れる
そんな空模様です。

昨日は西陣の氏神さん、今宮神社さんにお参りし、
お墓参りもしてすっきり晴れやかな気分。

長女が点ててくれたお薄と花びら餅をいただきました。

花びら餅2019

このお正月、実家に帰ったり、親戚や兄弟が集まって
飲んだり食べたりおしゃべりしたり、、、
昔話に花が咲いたり子供や孫の成長を祝ったり。

祝いの席は家族の絆を再認識する機会ですね。

その場にいる子供たちは自分の存在を確認し、
ルーツを知り、家族の一員であること、大切に育ててもらってきたこと
を知って自分の居場所があることに安心する。

人は一人で生きているのではないな、と最近しみじみ思います。

節目の日に家族や親戚、仲間が集まって祝うことは
大切な日本の伝統文化を守り伝え、家族の絆を深めること。

もう一度原点に戻って日本人の美徳や美意識を思い出す時期なのかもしれません。

と、新年にモノ思う女将でした。

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

西陣からの便り
2019年01月01日

皆さま、、、 
新年あけましておめでとうございます!

大晦日は十二坊さんや千本えんま堂さんから聞こえてくる除夜の鐘に心洗われ、
今年も家族が健康で暮らせたことに感謝し、行く年を静かに振り返りました。

大晦日のピーンと張り詰めたこの空気、もうすぐ新年を迎える残り僅かな時間を
惜しむように除夜の鐘が冷たい空気に冴えわたる。

この感じ好きです!!  京都に住んでて良かったと改めて思う時。

明けて元旦。
京都は朝から快晴、絶好の元旦日和となりました。

初日の出

初日の出を拝みながら、今年も一年家族が健康で過ごせますよう
願いを込めて手を合わせました。

昨年もたくさんのお客様に良いご縁を頂戴し、
ご家族の絆を拝見しながら気持ちを引き締め
お客様のご期待に応えられるよう、
一つ一つのお雛さまを心をこめてお誂えさせていただきました。

今年ももっともっとお客様に喜んでいただくには
どうすればいいか、楽しいことワクワクすること
いっぱい考え中です!

今日より明日、去年より今年、たくみはまだまだ進化しまっせ~~
乞うご期待!!

新年は3日(木)朝10時より営業いたします。
ご家族お揃いで是非ご来店くださいませ。

お待ちしております!

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ひな人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

西陣からの便り
2018年12月17日

朝日新聞の本誌の中に、

「ひととき」という、読者投稿のできる

欄があります。

そこに、今から10年程前に島根県のある

読者の方からの投稿が掲載されました。

「旅立つ息子へ」という題でした。

ちょうど、うちの息子も、就職して東京へ行く

ことがもうわかっていた時期だったので、

ふと、その題名に心惹かれて

読み始めました。

大学を卒業して、社会人になる息子さん

への深い思いが、素晴らしい文章で

綴られていました。

その中に、

「子育てってたったの18年なのだ。・・・(略)

もう一緒に暮らすことはないだろう。」

と書かれていました。

この一文を読んだ時、ハッ!としました。

それと同時に、涙があふれてきました。

本当にその通りなんです。

人生80年として、そのうち子育てできる期間って

たった18年そこそこなんです。

無我夢中で子育し、その時は余裕がなくて

気がつかへんのですけど、

あっという間に、親の手元から飛び立って

行くのです。

今子育て真っ最中のお父さん、お母さん・・・

この短い時間を大切にして下さいね!

私は今も、この方の投稿を切り抜いて

大切にしまっています。

読み返す度に、やっぱり涙があふれて

きます、、、

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

西陣からの便り
2018年12月16日

わたしは大抵いつも、

京都生協コープ衣笠にお買い物に

行きます。

12月になると、毎年一斉にお正月用品が

お店に並び始め、気ぜわしいなります。

白味噌、ごまめ、黒豆やら、おこぶ・・・

ひな人形屋にとって、お正月はないに

等しいて、ゆっくり、のんびりはできひんの

ですけど、元旦だけは家族みんなで

お祝いします。

その時に、ないとあかんのが、「大福茶」・・・

初茶に小梅と結び昆布を入れて、元旦の

朝いただくと、長寿幸福を招くとされ、

京都では昔からず~っと続いてる

風習です。

北野の天神さんでは、境内の梅の木

からとった梅を土用干しした「大福梅」

が、毎年、事始めの12月13日から

授与されます。

いっぺん、もらいに行ってみはったら

どうですかぁ?

ご利益ありそう!ですもんねぇ・・・

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

西陣からの便り
2018年12月15日

今日は朝からおひさまが出ていましたが

お昼からはまた、曇ってきました。

京都特有の北山しぐれ。

晴れてたと思ったら急に小雨が降り出す、典型的な冬の空です。

おひなさまのお飾りに左近の桜、右近の橘が

ありますが、これは京都御所の紫宸殿の中庭にある

桜と橘のお花を模したものです。

建物から見て左に佐近衛府(さこんえふ)、右に

右近衛府(うこんえふ)という武官が並ぶことに由来

してるらしいです。

794年の平安遷都の際には桜ではなく、梅だったらしく、

仁明天皇の時代に桜にかえられたらしいですよ。

知らんかったわ~^^

形や香りの優れた桜だけが選ばれて

守り育てられていくんです。

ちなみに東京の皇居の中庭には桜と橘ではなく

白梅が1本、紅梅が5本植えられてるそうです。

知らんかったわ~^^

又一つ賢うなりました!!

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

西陣からの便り
2018年12月14日

先代と母がまだ現役で工房にいた頃、接客は主に

母の担当でした。

お客様のお顔とお名前、ご注文いただいた

おひなさまを全部覚えていて、

後にご来店いただいた時にも、すぐに

「あぁ~OO様ですね・・・OOにお届けさせていただき

ましたねぇ」

などと即座に頭の中のデータを取り出さはるので、

お客様からの信頼は絶大でした。

それに比べてわたしは、なかなかお顔とお名前が

一致しいひんし、物覚えが悪いのか、お尻が青いのか、

まだまだ母には追いつけへんなぁ~とつくづく思います。

うちでおひなさまをご注文いただいたお客様とは

感性が合うというか、価値観が合うというか、

「心が通い合う」んやと今年もやっぱりあらためて

そう思います。

せっかくいただいたご縁なんやし、末永い

お付き合いをさせていただけるように、

心しんと罰があたりますねぇ

母を見習わんとあかん・・・

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

西陣からの便り
2018年12月13日

今日は、寒いですねぇ~、もう事始めです。

本格的な冬が とうとうやってきました。

こんな寒い日は、こたつに入って

お饅頭でも食べてほっこりするのが

一番し・あ・わ・せ!・・・

ということで、

わたしはさっきから 、昨日京都 高島屋の仙太郎で買うてきた

栗蒸し羊羹と柚子巻きを食べて

しあわせをかみしめてたところです。

あぁ~ほっこりするわぁ~~~^^

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

西陣からの便り
2018年12月11日

わたしはいつもお客様と接する時に

心がけていることがあります。

それは、もし、わたしがお客さんなら

どうしてほしいのか・・・

ということです。

こんな経験ありませんか?

・・・店員さんが、見てる後からかたずけていく。

・・・いろいろ聞きたいことがあるのに

   面倒臭そうに適当にあしらわれる。

・・・いつまで迷ってんの?

   みたいな態度をされる。

・・・店員さん同士でめちゃくちゃ盛り上がった

   はってお客さん全く無視のお店。

・・・そうかと思えばゆっくり見たいのに

   しつこくつきまとって来る。

・・・買わないとわかるやいなや、急に

   不機嫌になってあからさまに態度に出された。

どれもこれも 気分が悪いですよね~~

たとえば、きれいなお店を見つけたら

買わへんでも入ってみたいし、

そのお品のこと、いっぱい知りたいし、

プレゼントする相手さんのこと

思い浮かべて、あの方やったら

一番何喜んでくれはるやろかと

思えば思うほど迷ってしまうし・・・

そういう時、わたしならどうしてほしいやろか?

ということをいつも考えてお客様と

接するよう、心がけてます。

まだまだ、至らへんことだらけやと

思いますけど、そういう思いだけは

絶対負けへんつもりです。

気持ちのいい、元気な挨拶で

お客様をお迎えする!のも大事ですよね。

お客様によろこんでいただくとめちゃくちゃ

うれしいし、その日は一日中、

なんかしあわせ~~~な気持ちになって

ハッピーですもん!!

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

西陣からの便り
2018年12月10日

わたしらは 毎日ごくごく普通に当たり前に

使うてる道具ですけど 一般のお客様が見はったら

「これ何に使うの?」

て言う道具もいっぱいあります。

アルコールランプ。

衣裳を着せ付けたら頭をつける前に

「毛焼き」をします。

毛焼きというのは、

裂地の毛羽立ちをはさみで切るんではなく、

ちょっとずつ焼いていくんです。

アルコールランプの炎がちょうどええ強さやと

思います。

そやけどすごい神経を使う瞬間なんです。

油断したら 焦げてしまいますし・・・

主人が毛焼きしてる時に話しかけたら、

怒られますもん!!

中には全く毛焼きしはらへんかったり、

ライターの火でしはったりするお店もあるみたいです。

アルコールランプ・・・主張は控えめやけど、

実は大事な道具の一つなんですよぉ~

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。