お知らせ
朝日新聞の本誌の中に、
「ひととき」という、読者投稿のできる欄があります。
そこに、
島根県のある読者の方からの投稿が掲載されました。
「旅立つ息子へ」という題でした。
ちょうど、うちの息子も、就職して東京へ行く
ことがもうわかっていた時期だったので、
ふと、その題名に心惹かれて読み始めました。
大学を卒業して、社会人になる息子さんへの深い思いが、
素晴らしい文章で綴られていました。
その中に、
「子育てってたったの18年なのだ。・・・(略)
もう一緒に暮らすことはないだろう。」
と書かれていました。
この一文を読んだ時、ハッ!としました。
それと同時に、涙があふれてきました。
本当にその通りなんです。
人生85年として、そのうち子育てできる期間って
たった18年そこそこなんです。
中にはもっと短い方もいはることでしょう。
無我夢中で子育し、その時は余裕がなくて
気がつかへんのですけど、
あっという間に、親の手元から飛び立って行くのです。
今子育て真っ最中のお父さん、お母さん・・・
この短い時間を大切にして下さいね!
この方の投稿を切り抜いて今も
大切にしまっています。
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▶2024年度お雛さまのご予約を承ります。
弊店のお雛さまはご注文を頂いてから制作しますので
お時間を頂戴いたします。
できるだけ早めにご注文いただきますと
余裕を持ってお作りすることができます。
▶お客さま毎にお人形のご説明をさせて頂きたいと考えております。
来店ご希望の際、お待たせすることのないよう事前のご予約をお勧めしています。
ただ今来店ご予約を承っております。
来店ご予約はお電話又はこちらから
▶オンラインでのご対応も承ります。
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*営業時間:午前10時~午後6時
*定休日:不定休(予めお問い合わせをお願いいたします)
*電話番号:075-441-8333
西陣 たくみ人形
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わたしは大抵いつも、
京都生協コープ衣笠にお買い物に
行きます。
12月になると、毎年一斉にお正月用品が
お店に並び始め、気ぜわしいなります。
白味噌、ごまめ、黒豆やら、おこぶ・・・
ひな人形屋にとって、お正月はないに
等しいて、ゆっくり、のんびりはできひんの
ですけど、元旦だけは家族みんなで
お祝いします。
その時に、ないとあかんのが、「大福茶」・・・
初茶に小梅と結び昆布を入れて、元旦の
朝いただくと、長寿幸福を招くとされ、
京都では昔からず~っと続いてる
風習です。
北野の天神さんでは、境内の梅の木
からとった梅を土用干しした「大福梅」
が、毎年、事始めの12月13日から
授与されます。
いっぺん、もらいに行ってみはったら
どうですかぁ?
ご利益ありそう!ですもんねぇ・・・
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今日は朝からおひさまが出ていましたが
お昼からはまた、曇ってきました。
京都特有の北山しぐれ。
晴れてたと思ったら急に小雨が降り出す、典型的な冬の空です。
おひなさまのお飾りに左近の桜、右近の橘が
ありますが、これは京都御所の紫宸殿の中庭にある
桜と橘のお花を模したものです。
建物から見て左に佐近衛府(さこんえふ)、右に
右近衛府(うこんえふ)という武官が並ぶことに由来
してるらしいです。
794年の平安遷都の際には桜ではなく、梅だったらしく、
仁明天皇の時代に桜にかえられたらしいですよ。
知らんかったわ~^^
形や香りの優れた桜だけが選ばれて
守り育てられていくんです。
ちなみに東京の皇居の中庭には桜と橘ではなく
白梅が1本、紅梅が5本植えられてるそうです。
知らんかったわ~^^
又一つ賢うなりました!!
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先代と母がまだ現役で工房にいた頃、接客は主に
母の担当でした。
お客様のお顔とお名前、ご注文いただいた
おひなさまを全部覚えていて、
後にご来店いただいた時にも、すぐに
「あぁ~OO様ですね・・・OOにお届けさせていただき
ましたねぇ」
などと即座に頭の中のデータを取り出さはるので、
お客様からの信頼は絶大でした。
それに比べてわたしは、なかなかお顔とお名前が
一致しいひんし、物覚えが悪いのか、お尻が青いのか、
まだまだ母には追いつけへんなぁ~とつくづく思います。
うちでおひなさまをご注文いただいたお客様とは
感性が合うというか、価値観が合うというか、
「心が通い合う」んやと今年もやっぱりあらためて
そう思います。
せっかくいただいたご縁なんやし、末永い
お付き合いをさせていただけるように、
心しんと罰があたりますねぇ
母を見習わんとあかん・・・
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今日は、寒いですねぇ~、もう事始めです。
本格的な冬が とうとうやってきました。
こんな寒い日は、こたつに入って
お饅頭でも食べてほっこりするのが
一番し・あ・わ・せ!・・・
ということで、
わたしはさっきから 、昨日京都 高島屋の仙太郎で買うてきた
栗蒸し羊羹と柚子巻きを食べて
しあわせをかみしめてたところです。
あぁ~ほっこりするわぁ~~~^^
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わたしはいつもお客様と接する時に
心がけていることがあります。
それは、もし、わたしがお客さんなら
どうしてほしいのか・・・
ということです。
こんな経験ありませんか?
・・・店員さんが、見てる後からかたずけていく。
・・・いろいろ聞きたいことがあるのに
面倒臭そうに適当にあしらわれる。
・・・いつまで迷ってんの?
みたいな態度をされる。
・・・店員さん同士でめちゃくちゃ盛り上がった
はってお客さん全く無視のお店。
・・・そうかと思えばゆっくり見たいのに
しつこくつきまとって来る。
・・・買わないとわかるやいなや、急に
不機嫌になってあからさまに態度に出された。
どれもこれも 気分が悪いですよね~~
たとえば、きれいなお店を見つけたら
買わへんでも入ってみたいし、
そのお品のこと、いっぱい知りたいし、
プレゼントする相手さんのこと
思い浮かべて、あの方やったら
一番何喜んでくれはるやろかと
思えば思うほど迷ってしまうし・・・
そういう時、わたしならどうしてほしいやろか?
ということをいつも考えてお客様と
接するよう、心がけてます。
まだまだ、至らへんことだらけやと
思いますけど、そういう思いだけは
絶対負けへんつもりです。
気持ちのいい、元気な挨拶で
お客様をお迎えする!のも大事ですよね。
お客様によろこんでいただくとめちゃくちゃ
うれしいし、その日は一日中、
なんかしあわせ~~~な気持ちになって
ハッピーですもん!!
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わたしらは 毎日ごくごく普通に当たり前に
使うてる道具ですけど 一般のお客様が見はったら
「これ何に使うの?」
て言う道具もいっぱいあります。
アルコールランプ。
衣裳を着せ付けたら頭をつける前に
「毛焼き」をします。
毛焼きというのは、
裂地の毛羽立ちをはさみで切るんではなく、
ちょっとずつ焼いていくんです。
アルコールランプの炎がちょうどええ強さやと
思います。
そやけどすごい神経を使う瞬間なんです。
油断したら 焦げてしまいますし・・・
主人が毛焼きしてる時に話しかけたら、
怒られますもん!!
中には全く毛焼きしはらへんかったり、
ライターの火でしはったりするお店もあるみたいです。
アルコールランプ・・・主張は控えめやけど、
実は大事な道具の一つなんですよぉ~
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今日は 道具たちをご紹介します!
いろんな種類の棒や竹べらが並んでいます。
おひなさまの衣裳を着せ付ける時 何せ細かい
作業になりますから 手の入らへん 小さい隙間に
木毛(もくめんともいいます)や綿を詰めるのに
使うたり、形付けたりするのに使うたりします。
先代が引退するときに
「これ使いやすいさかい、あげるわ!」
言うて 譲り受けた、年季の入ったもんもあります。
ただの棒や、へらに見えますけど、
実は 使いやすいように 手になじむように
微妙に削っては調整するんですよ!!
そやさかい、手に合う角度とか太さが
みんな違うんです。
実はすぐれもんの「棒たち」なんです!!
もし失くしたら、又作ったらええやんか!と
思わはるかもしれませんけど、そう簡単には
手になじまへんので、「my棒」は大事な「ai棒(相棒)」
なんですよ!(うまい!座布団1ま~い)笑
おやじギャグですんません^^;
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前日までの雨も上がり、「福福会 暮れの笑い上戸編」
を開催することができました。
会場のちおん舎さんが素敵すぎるぅ~~
先ず、私のトーク
「雛人形と笑い上戸、ひいな遊びーお正月編ーについて」。
今回の「看板娘看板笑い上戸さん」のご紹介。
「平成最後のお正月、笑い上戸と縁起物を飾って笑って福を呼びこもう。」
というゆるゆるまったりした福福会。
「サラリーマン狂言」で話題沸騰中の河田全休さんの狂言は、
‘‘笑い上戸と狂言の初コラボ”
ということで今回書き下ろして下さった初演目
をご披露くださいました。
笑い上戸になりきっての大熱演。。。
その後、龍笛奏者水谷真介さんの登場。
水谷さんはいつも自己紹介する時、
わかりやすく「雛人形の五人囃子です。」
と言うたはるそうで、
今回の依頼を聞いた時「ついに五人囃子のオファーが来たぁ」
と驚かはったということです。
最近は住宅事情や飾ったり仕舞ったりが面倒、
という理由ですっかり登場する機会のなくなった五人囃子。
で、昨日は特別に漫談もご披露くださいました。
題して「リストラされた五人囃子」。
うけるぅ~~!!
思わずぷっ!と吹き出す笑い、そう来ましたか、、、
という笑いで参加者の心をわしづかみ。。。
最後にワークショップ。
狂言の笑い、泣き、怒りの型をみんなでやって大盛り上がり。
雛段の前で15人の雛人形とリアル笑い上戸、五人囃子との
記念撮影。
これは実にレアな画像ですよ、皆さん。。。笑
最近家族や周りの人たちとの関係性が
どんどん希薄になっていると感じています。
うちでお雛さまをお作りさせていただいたお客さまから
お写真やおたたかいお手紙をいただくんですが、
皆さんとっても幸せそう、福福しい笑顔なんです。
福福会では、季節の移ろいを大切な人とお祝いしたり、
人が集まって笑って福々しい笑顔になる機会を
もっともっと作っていこうと思っています。
次回のご参加お待ちしています!
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今日は快晴で空は真っ青・・・
ほんまに気持ちのええお天気でした。
7日、8日は千本釈迦堂の「大根焚き」です。
熱々のお大根をいただいて、中風除けや無病息災を
お祈りしに、たくさんのおばあちゃん達が工房の前を
通らはります。
毎年のことですが、「師走」を感じる光景です。
その帰りに「釘抜きさん」に寄って、お参りしはるのが
お決まりのコースです。
ほんまに健康第一、どのおばあちゃんもみんな
お元気です!!
「ちょっと、あの亥かわいいなぁ~。帰りに寄ろかぁ~」
とかワイワイ言いながら、
楽しそうに歩いて行かはります。
でも、おじいちゃんが少ないような・・・
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