工房便り

西陣からの便り
2018年12月09日

今日は 道具たちをご紹介します!

いろんな種類の棒や竹べらが並んでいます。

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おひなさまの衣裳を着せ付ける時 何せ細かい

作業になりますから 手の入らへん 小さい隙間に

木毛(もくめんともいいます)や綿を詰めるのに

使うたり、形付けたりするのに使うたりします。

先代が引退するときに

「これ使いやすいさかい、あげるわ!」

言うて 譲り受けた、年季の入ったもんもあります。

ただの棒や、へらに見えますけど、

実は 使いやすいように 手になじむように

微妙に削っては調整するんですよ!!

そやさかい、手に合う角度とか太さが

みんな違うんです。

実はすぐれもんの「棒たち」なんです!!

もし失くしたら、又作ったらええやんか!と

思わはるかもしれませんけど、そう簡単には

手になじまへんので、「my棒」は大事な「ai棒(相棒)」

なんですよ!(うまい!座布団1ま~い)笑

 おやじギャグですんません^^;

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

 

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。