工房便り

西陣からの便り
2024年10月27日

私たちの作る雛人形に桐(きり)の木はかかせません。

桐の木を胴(お雛さまの芯のこと)の部分に使うことで、
虫や湿気からお人形を守ってくれるだけでなく、
お雛さまのお顔に角度をつけたり
全体の骨格を凛ときめる役割をしてくれます。

弊店のお雛さまにとって、
なくてはならない桐の木を加工してくださっているTさん。
国産の良質な桐を探していてご縁をいただいた方です。

桐の木にはタンニンという、
虫の嫌う渋み成分が豊富に含まれているので、
変色を防ぐためしっかり渋出しをして
2年間ほどじっくり乾燥させることが重要というお話を伺いました。
長い月日をかけて高品質の桐ができあがるんですね。。

昔は、
その家に産まれた娘さんが結婚するときに
桐の嫁入りダンスを作る目的で
おうちに必ず桐の木があったそうです。

今や風習が変わり
次々と桐の木が伐採されていくとのこと。

こういう形で
国産材と伝統工芸がつながるのは
とっても嬉しいことです。

***

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*定休日:10月中は土・日・祝日及び不定休
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*電話番号:075-441-8333

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願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。