工房便り

西陣からの便り
2019年08月25日

なんか最近やる気満々の女将の直伝シリーズ。

書きたいことが泉のように湧いてくる!
わたしのライター(writer)魂に灯が付いた、
というべきか、、、
(どっちでもええわ!言うてるの誰ですかー笑)

それはさておき、

女将の直伝シリーズ・・・其の十「雛祭りの移り変わり」

「ひな祭り」って、
節分に巻きずし食べたり、
バレンタインデーにチョコレートもらったり、
クリスマスにケーキ食べるみたいなもん違うの??

という素朴な疑問。

確かに伝統的な季節の行事には、食べ物や飲み物は
欠かせません。
(雛祭りの祝い方については、後述いたします。)

ここで、ひな祭りの移り変わりについてのお話。

ヒトガタに穢れを移して川に流す行事と
平安時代の「ひいな遊び」が結びついたのが
ひな祭りの始まりといわれています。
(女将の直伝シリーズ其のⅡ・・・雛祭りの歴史はこちら

宮中の記録に雛祭りが現れるのは江戸時代初期、寛永頃からです。
民間の記録はそれよりもやや遅れ、元禄頃から文献に登場しています。

泰平の江戸時代には庶民の暮らしの中に急速に広まり、
元禄を過ぎた頃からは多くの書物や浮世絵などに
雛祭を楽しむ女性たちの姿が頻繁に登場します。

ただし、これに赤ちゃんの初節句の縁起が加わったのは
江戸時代後期からのことです。

こうしてひな祭りは娘たち、女性たちの楽しい行事、
季節のお祭りになったということです。

女将、頭使い過ぎてしもた、、、
わかったぁ~ねぇ、みんな!

漢字が多いし読んでて寝てしもた、とか許しませんよ!

「女の子が産まれたら健やかな成長を願って雛人形を贈る」
という風習が出来たのは江戸時代後期からということが
わかりましたね。。。

わかりましたね。。。(しつこい)

良かった!

わかった、ということにして、
以上「ひな祭りの移り変わり」でした。

女将っておもしろい!(自分で言わへんの。。)

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。