工房便り
西陣からの便り
            2013年11月19日
          熱いお茶がおいしい季節。
さっき、茶柱が立ちました!
(そんな報告いらん!って・・・しっつれいしました 笑)
今日は、お雛さまの観方について。。。
  お嬢ちゃんの初節句のお祝いに 
  雛人形を贈ってあげようと思い、
  いろんなお店に観に行っても、
  ずら~っといっぱい並んでて 
  何をどうみたらいいのかわからへん・・・
ほんまに難しいと思います。
いくつかのポイントがありますが、
今日は、其のⅠ・・・「形について。」
「雛人形の形なんてどれも一緒やん!」 と 
思わはるかもしれませんが、
実は、実は・・・
制作した人形師によって、それぞれに決まった形があるんです。
わたしたちは、形をみたら
「どこの、何という人形師が作った雛人形か・・・」
すぐにわかります。
弊店には、代々受け継がれてきた「槙野 巧雲」という作号
(作者の名前のようなもの)がありますが、
「槙野 巧雲」には、「槙野 巧雲」の決まった形がある、
ということ。
そやから、一軒のお店の中で 色々な形の雛人形が
売られているということは、色々な人が作った雛人形が売られている、
ということです。
わかりますかぁ~~??
ちょっと高度で、マニアックかもしれませんが、
「雛人形の形」に着目すると、見えないものが見えてくる!かも。。。
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