工房便り

西陣からの便り
2017年10月22日

今日の京都は台風21号の影響で雨降り。

時代祭も中止になってしまいました。

そんな中、京都迎賓館では秋の特別展示が行われているということで

雨にも負けず風にも負けず、警報にも負けず、行ってきましたよ!

素晴らしい数寄屋造りの建物のまわりの広大な池が

お庭と建物に溶け合うように配置されています。

(雨で画像が暗いですね。。。汗)

迎賓館の池

庭2

秋の特別展示「有職(ゆうそく)織物の典雅なしつらえ」。

人間国宝 「喜多川俵二」作の有職織物が

迎賓館の「聚楽(じゅらく)の間」、「夕映えの間」、「藤の間」、

「桐の間」に展示されています。

桐の間

有職

即位

風合いや質感がとても素晴らしく、「きれいやなぁ~~」と

只々、ため息の連続。

主人は、

「十二単の表着(うわぎ)の仕立ての

ふき(裏地を表に折り返して、表から少し見えるように仕立てた部分)

がきれいに出てたなぁ~」

と言うので、

「さすが、プロ目線!」と感心したわたしでした。

台風にも負けず、行ってよかった~~。

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。