お知らせ

西陣からの便り
2013年11月22日

京都は 朝からきれいな晴天。

左大文字山も少しずつ 色付いてきました。

今日も、お雛さまの見方の 其のⅡ・・・「お顔について。」

「雛人形の顔って 夜見たら何か怖くて 
今まで好きになれへんかったんですけど、
こちらのお雛さまに出会って、その思いが消えました。
優しくてきれいでいいお顔したはりますね!」
有難いことに、うちのお雛さまは たくさんのお客さまに
一目惚れしてもらわはります。

お顔には人それぞれのお好みがありますが
「わたしは 怖い顔が好きなんです。」
という方は、多分少数派でしょうね (笑)

実は、うちのお雛さまのお顔は、頭師(お顔を専門に作る職人)
に特別のお化粧をしてもろてます。
そやし、優しいんでしょうね、きっと。。。

お顔選びで大切なことは、自分の感性で見る!ということ。

「この顔が一番いい顔ですよ。」
 とか、
「この顔にしといたら 間違いないです。」
 とか、 
お店の人の基準に惑わされないこと。

心を静かに落ち着けて、お雛さまとお話ししてみてください。
本当にいいお人形からは、特別の空気が出ているものです。

本来 お人形の鑑賞とは、その空気感や情感を味わうものなんです。

今日もいっぱい ちょっと難しいこと言うてしまいましたけど、
お雛さまについて わたしに語らせたら、止まらへんのですよ~(笑)

<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>

西陣からの便り
2013年11月19日

熱いお茶がおいしい季節。

さっき、茶柱が立ちました!
(そんな報告いらん!って・・・しっつれいしました 笑)

今日は、お雛さまの観方について。。。

  お嬢ちゃんの初節句のお祝いに 
  雛人形を贈ってあげようと思い、
  いろんなお店に観に行っても、
  ずら~っといっぱい並んでて 
  何をどうみたらいいのかわからへん・・・

ほんまに難しいと思います。

いくつかのポイントがありますが、
今日は、其のⅠ・・・「形について。」

「雛人形の形なんてどれも一緒やん!」 と 
思わはるかもしれませんが、
実は、実は・・・
制作した人形師によって、それぞれに決まった形があるんです。

わたしたちは、形をみたら
「どこの、何という人形師が作った雛人形か・・・」
すぐにわかります。

弊店には、代々受け継がれてきた「槙野 巧雲」という作号
(作者の名前のようなもの)がありますが、
「槙野 巧雲」には、「槙野 巧雲」の決まった形がある、
ということ。

そやから、一軒のお店の中で 色々な形の雛人形が
売られているということは、色々な人が作った雛人形が売られている、
ということです。
わかりますかぁ~~??

ちょっと高度で、マニアックかもしれませんが、
「雛人形の形」に着目すると、見えないものが見えてくる!かも。。。

<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>
西陣からの便り
2013年11月19日
今朝は、冷えました!

京都の紅葉は今が見頃。
と言うても、まだ上(かみ)のほうですけど。。。

鷹が峰の光悦寺やら南禅寺、岡崎の疎水辺りは、
「あぁ~、生きてて良かった!(笑) 」 と 思うくらい
きれいです。

P1060239_1

     「南禅寺 天授庵」         

P1060204_1
「光悦寺」
     P1060192_1
P1060178_2_1

今週末はきっと、ぎょうさんの人やろなぁcoldsweats01

なんにも有名な観光地に行かはらんでも、車で走ってるだけで

あっちもこっちもきれいなんが、京都のすごいところ。。。
今日の川端通りも圧巻でした!

鴨川にかかる橋から北を見た風景、宝ヶ池あたりの比叡山、

北山通りのケヤキ並木、まだちょっと早いですが、
御所の西北角の大銀杏もいいですよ。

酷暑を乗り越えた後のご褒美ですね!!

今年もいっぱい、目に焼き付けときましょ。。。

京都に住んでて良かったheart04

<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>
西陣からの便り
2013年11月13日
雨上がりの空と山のきれいなこと!

P1060099

と思ってうっとりしていると、みるみるうちに

愛宕山に雲がかかって、

P1060102

時雨(しぐ)れてきましたrain

今日の京都のお天気は、まさに「女心と秋の空」。。。

ころころ ころころ、かわります (笑)

夕焼けの頃。。。

P1060111

生駒山が真っ赤に燃えましたnotes

<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>

西陣からの便り
2013年11月11日
サントリーホールで行われた、「ウィーン・フィル」の
公開リハーサル、行ってきましたよ~

P1060078

P1060072_2
いゃ、もう感動しました。

リハーサルとはいえ、本番さながらの臨場感で演奏されますし、

メンバーの普段の顔や 音作りの場面も見れて、大興奮!

繊細やのに、圧倒される音の響きは、期待以上!
頭の中で、タクト振ってましたもん(笑)

「うわぁ、日本でウィーンフィル聴けるて最高やんnote

「もういっぺん、ウィーン行きた~い!」

お品がよろしいて繊細なウィーンが大好きな

わたしは、懐かしい思い出と芸術の秋を

満喫させてもらいました。

<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>
願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。