雛と私

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満開の桜も散り始め、ひと雨ごとに暖かくなって参りました。
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

先日無事、娘紗希の初節句を祝うことができました。
初めての子供で、どんなひな人形を選べばよいかさっぱり分からなかった私に、妹が「とても良い人形師さんを見つけた」と教えてくれたのがたくみ人形さんでした。
たくみ人形さんには、私の母と妹が静岡から伺いおひな様を見立ててくれました。
2人からいかに丁寧に作られたお人形か、槙野さんご自身がいかに熱心に説明して下さったかを聞いておりましたので、到着を心待ちにしておりました。
(母と妹はすっかり槙野さんのファンになったようです)
1月末に届いたものを早くお顔を見たくて節分明け最初の大安に飾りました。
部屋がパッと華やいだのを思い出します。
沙希を抱っこしてお人形を見せると嬉しがってお人形に触れたがりヒヤヒヤしました。
節句当日は主人の両親も招いたのですが「お衣装もお顔立ちも品があって素晴らしいね」と喜んでくれていました。
娘もニコニコ嬉しそうでした。
これから毎年大切に大切に飾っていきたいと思います。
娘がお手伝いしてくれる日が待ち遠しいです。
母と妹はじめ、家族、そしてたくみ人形の皆様の心がこもったおひな様はかけがえのない宝物です。
素晴らしいご縁を頂き、本当にありがとうございました。

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。