ギャラリー
TS-03彩雲 - saiun -
男雛
杜若色kakitubata唐草極楽鳥錦T-T-3
立雛は雛人形の原形といわれています。人としての立ち姿を人形として自然なかたちで表現するのは難しく、人形師としての美的センスや技術が最も試されるところです。男雛は凛々しく毅然とした姿で左足を半歩ほど前に出し、女雛と自然に寄り添う様をご覧いただきます。非常に鮮やかできれいな紫色のお衣裳です。古代より紫は高貴な色とされてきました。極楽鳥文様の入った地模様がさりげなくて上品です。
女雛
紅鶸色benihiwairo桜づくしT-H-3
唐紙を使った白い屏風は洋間に飾っていただくと素敵です。夜、お部屋の照明を落とし燭台の明かりで鑑賞していただくと唐紙の文様が浮かび上がって幻想的だと思います。桜の文様が品よく入った女雛です。上質感が一目でわかる裂地です。「刺繍ですか?」とお尋ねいただくほど文様部分がふっくらしているのは上質な織物の証でもあります。単(ひとえ)には萌黄色を合わせ、春の訪れを祝う女雛になりました。赤い毛氈(もうせん)には魔除けの意味があります。
飾り
【セット内容・寸法】
90×42×48㎝(間口×奥行×高さ)
- 男雛
- 30×24×32.5㎝
- 女雛
- 30×24×29㎝
- 燭台
- 7×10×31cm
- 屏風
- 唐紙四曲本仕立枠なし屏風
90×16×48cm(収納時 6×26×48cm) - 毛氈
- 100×100cm(お写真の毛氈とは仕様が異なります)