工房便り

西陣からの便り
2009年12月21日

いっぺんに寒うなりました。

あと十日ほどでお正月。

来年、成人式を迎える長女は先週の土曜日、振袖を着て

写真の前撮りに行きました。

「どうせなら、家族写真も撮ってもらお・・・」

ということで東京にいる長男も帰ってきて

店を閉めた後、写真館で家族揃って写真を撮りました。

「馬子にも衣装やなぁ~」と親ばか、兄ばかなわたしたちは

目を細めて長女の振袖姿を見つめながら、

「大きなったもんやなぁ~」としみじみconfident、、

七歳違いの兄妹ですので、兄というよりは

お父さんの心境かも・・・

ーきっとこうやってどんどん親の元から巣立って行くんや。。。ー

と思うとうれしい反面、やっぱりちょっと寂しいような

複雑な心持ちでした。

来年1月11日の成人の日は、なんぼ忙しいいうても

家族揃ってきちんとお祝いしようと思っています。

わが子の節目節目のお祝い事は、ほんまに

感慨深いものがあります。

初節句のお祝いももちろんそのひとつ・・・

おひなさまを囲んで健やかなご成長を

お祈りされるんですから、心を込めてお作りせんと

罰が当たります。

改めてその思いを深くした1日でした。

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。