Q&A
飾りつけは、いつ頃、どのようにすればいいですか?

初節句をお迎えの場合、節分を過ぎてからなるべくお日柄の良い日を選んでお飾りください。京都では、昔から旧暦の桃の節句(だいたい4月3日頃)にお祝いされるお家も多いですので、そのあたりまで飾って楽しんでいただくのもよろしいかと存じます。

以前、あるお客さまが「毎年、両親が娘の初節句のお祝いにとお雛さまをわざわざ持って来てくれて、一緒に飾っていた光景が忘れられません」としみじみお話して下さったことがありました。心あたたまる良いお話だと感動しました。それ以来、おじいちゃん・おばあちゃんがお孫さんに、お雛さまや五月人形を直接お届けされて、ご家族一緒にお飾りされることを私たちはおすすめしています。毎年一緒にお飾りいただくことで、お子さまの心の中には「本当に大切に育てられた」というあたたかい思い出が一生残るのではないでしょうか。おじいちゃん、おばあちゃん・ご両親を大切にする、思いやりのある人に育っていただけるような気がいたします。

アフターサービスはありますか?

当工房でお求めいただいたお雛さまに、保証期限はございません。いつでも、いつまでも責任を持って診させていただきます。また、お顔紙の交換や簡単な手直し等、お持ちいただきましたらいつでも対応させていただきます(一部実費を頂戴する場合がございます)。一番良いのは定期的に診させていただいて保管状態等のアドバイスをさせていただくことです。ぜひお気軽に、お立ち寄りください。

お雛さまが入る箱は、どのくらいの大きさですか。また、その材質は?

お雛さまおふたりの入る箱は、大体30~40cm四方位の紙箱です(但し別売で桐箱もご用意しております)。その他、屏風・お道具・お花などの入るお箱がそれぞれ別になりますので、コンパクトに収納していただけます。

仕舞い方は、どうすればいいのですか?

ドラッグストアや薬局に売られている人形用の防虫剤(無臭タイプ)をご購入ください。適量を箱に入れ、お雛さまのほこりを丁寧に払い、お天気の良い乾燥した日にお仕舞いください (ただし、他所でつくられたプラスチック素材が使われているお人形の場合、プラスチックを傷めてしまう防虫剤がありますのでご注意ください。 なお、当工房のお雛さまにはプラスチック製品は一切使用されておりません。ご安心してお仕舞いいただけます)。

二人目の女の子が産まれたら、やっぱりお雛さまを買うのですか?

お雛さまの起源は平安時代の厄払い、流し雛です。お雛さまはお子さまが元気に健やかに成長されるためのお守りです。ですからそれぞれのお子さまにそれぞれのお雛さま、というのが昔からの習わしです。

たくみ人形ではお顔も作っていますか?

京都のお雛さまは全て分業になっています。頭司、髪付師、手足師など、それぞれ専門に作る職人がいます。当工房は着付司です。頭・手足・小道具などが着付司のところに集まり、一体のお人形に仕上ります。

展示品のお雛さまが届けられるのですか?

いいえ、当工房では、展示品のお雛さまや、倉庫から出してきたままのお雛さまをお届けすることはありません。お客様からご注文いただいたのち、そのお客様のために心を込めてお作り致します。例えば、お衣装柄の出し方まで、お客さまのご要望通りにさせていただく場合もあります(ご要望にお応えできない場合もございます)。お気軽に、ご要望をお聞かせください。

地方発送はできますか?

もちろん対応させていただきます。当工房は、ご注文をいただいてから作りますので、お届けまで数ヶ月のお時間を頂戴することがございます。ご希望のお届け日がございましたら、なるべくお早めのご注文をお願い致します。

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