職人魂を極めたスタッフのMさん。
わが家は 全員「めがねっこ」です。
めがねなしでは生活できません。
(こども達はコンタクトですが・・・)
私は最近近いところが見にくくて、でも絶対
老眼はかけたくない。。。。
眼鏡屋さんで「遠近両用にしはったら
どうですか?」と言われても「いや~まだ
大丈夫ですぅ」と強がりを言う。。。。
そやから、仕事中は眼鏡をはずして
作業します^^;
うちのスタッフのMさんは勤続20年以上の
大ベテラン。先代の時からいてくれはります。
もう75歳を越えたはりますが、卓球道に
打ち込み、老眼ナシ、腰痛ナシ、
職人魂を持ったすごい人です。
年齢って関係ないですねェ~~~~
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京都 東大谷さんへお墓参り。
昨日、お墓参りに行きました。
いつもニュースに登場する、祇園の東大谷
さんにお墓があります。
お盆にお参りに行ったとき暑うて暑うて、
お彼岸に来るときには涼しなってる
やろなぁ・・と思てましたのに、暑い暑い・・・
このまま夏終わらへんのんちがうやろか・・・
とちょっと心配になってきました(笑)
水塔婆にご先祖さんの戒名を書き、
そういうたら子供の頃、おばあちゃんっ子
やった私は、祖母とお参りすることが多く
「あんたが書いて」と頼まれては戒名
書いてたなあ・・・と思い出しました!
うちの娘にも覚えさしとかんと・・・・
書かしたことありません。
えらいこっちゃわぁ~
帰りには決まって祇園の親戚の家に行き、
みよしやさんのみたらし団子と祇園饅頭
さんのおしんこを買ってもらい、
その隣にあったおもちゃ屋さんで
タミーちゃん(着せ替え人形)の
洋服を買ってもらうのがいつもの
お決まりのコースでした。
今から50数年前の懐かしい思い出です。
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雛人形のお道具やお飾りの種類
お飾りや道具には、屏風や菱餅などから、
雛人形が持つ小道具まで様々なものがあります。
精巧につくられたお道具は、見ているだけで楽しくなります。
ここでは雛人形のお飾りやお道具についてご説明します。
◇屏風
屏風とは、部屋の仕切りや飾りなどに使う衝立のようなものです。
雛人形の道具としての屏風は、親王の後ろに立てかけて使います。
「場を間仕切る」という意味合いもあり、
生活のシーンの中で神聖な場所であることを
示すための仕切りのような役割も果たしています。
実際、披露宴の際にも新郎新婦の後には必ず屏風があります。
◇毛氈(もうせん)
毛氈はお雛さまたちの下に敷いてある真っ赤な敷物です。
羊毛などを圧縮して作った毛織物で、
命の色といわれる緋色の敷物を敷くことから
魔よけの意味を持つといわれています。
◇燭台(しょくだい)
長柄のロウソク立てを絹や和紙などで覆った灯具。
江戸時代の結婚式は夜に行うのが一般的だったため、
燈明の明かりは欠かせないものだったのです。
結婚式の華やかなライトアップですね。
ろうそくの代わりに油を用いていた時代もあります。
◇桜・橘
おひなさまのお飾りに左近の桜、右近の橘がありますが、
これは京都御所の紫宸殿の中庭にある桜と橘のお花を模したものです。
紫宸殿で行われる結婚式では、天皇と皇后が北を背景にして座し、
南に向かって左側に桜の木、右側に橘の木が植えられています。
建物から見て左に佐近衛府(さこんえふ)、
右に右近衛府(うこんえふ)という武官が並ぶことに由来しています。
794年の平安遷都の際には桜ではなく梅だったらしく、
仁明天皇の時代に桜にかえられたということです。
形や香りの優れた桜だけが選ばれて
守り育てられていくんです。
ちなみに東京の皇居の中庭には桜と橘ではなく
白梅が1本、紅梅が5本植えられてるそうです。
皇居の前庭に咲く紅白の梅を飾る雛人形もあります。
配置は向かって左に白梅、右に紅梅です。
◇貝桶(かいおけ)
貝桶とは六角形をしたうるし塗りのお道具で、
貝合わせ遊びの貝を入れておくための入れ物です。
江戸時代に大名の娘が嫁入り道具として持参したもので、
いつまでも夫婦仲良く幸せな結婚生活が続きように、、、
という親の願いが込められたお道具です。
よく似ているお道具で、円筒形の行器(ほかい)というお道具がありますが、
こちらは食べ物を入れておくお弁当箱のようなもの。
食べることに困らないように、、、
という親のねがいが込められたものです。
◇三宝(さんぽう)
漆塗りや白木の台のようなもので三方向に穴が開いています。
三方の上には徳利のような瓶子(へいし)が載り、
熨斗のついた梅や桃の花が飾られています。
現代では熨斗や水引など縁起物で花をあしらったお飾りになっていますが、
本来は三方に乗った瓶子に、魔よけの意味がある白酒を入れていたといわれています。
◇高坏(たかつき)
たかつきは、食べ物を盛るための脚付きの器です。
雛飾りでは紅白のお餅や和菓子を乗せています。
高貴な人に食べ物を献上するときに使う道具です。
三人官女それぞれの間に配置することが多いです。
◇菱餅
赤、白、緑のお餅を重ね菱形に切った菱餅は、
春らしい色合いで雛祭りを象徴するお餅です。
桃の節句の直会(なおらい)に頂く食べ物の一つで、
三色の菱餅は明治の頃から広まったといわれています。
上から順に赤、白、緑となっていますが、
これは雪の下には緑が芽吹き始め、
雪が溶けだした上に桃の花が咲いている様子を表したもの。
菱形には、長寿、子孫繁栄などさまざまな意味があり、
大地そのものを指す形であるとも言われています。
◇嫁入り道具
現代の日本でも、一部の地域では箪笥などの嫁入り道具を持参することがあります。
雛人形も結婚式を模したお飾りですから、嫁入り道具を小物として飾ります。
嫁入り道具は主に室内で使うもので構成されていて、
箪笥、長持、表刺袋(うわざしぶくろ)、火鉢、針箱、鏡台、茶道具などがあります。
漆塗りの金蒔絵で、嫁入り道具の豪華さが家の格式を表しました。
七段飾りでは六段目に、これらの嫁入り道具が並びます。
◇お輿入れ道具
「お輿入れ」とは、花嫁の乗った輿を婚礼の際に婚家に乗り入れたことから、
嫁入りのことを指しています。
雛人形のお輿入れ道具とは、主に屋外で使う嫁入り道具を指し、
屋内の小物の中では比較的大きい重箱とともに
一番下の段に飾るお道具のことです。
お輿入れ道具は、平安時代の貴族の乗り物「牛車」、
人力で運ぶ「輿」などがあります。
◇お道具やお飾りの単品購入や追加購入について
雛人形は上で挙げたような小物から、髪飾りや人形が持つ付属品までたくさんの小物があります。
毎年出し入れしているうちにうっかり落として壊れてしまったり、
小さなものを紛失してしまうこともあるでしょう。
そんな時は小道具だけの単品購入ができます。
ただし、嫁入り道具の鏡台が壊れたからといっても、
1点のみの購入は少し慎重になった方がいいかもしれません。
なぜなら他の道具類と並べて飾るので、
雰囲気が少しでも違うとちぐはぐな印象になってしまう可能性があるからです。
お道具類はセット販売をしていることが多いので、
同じ段に飾る小物はセットで購入した方がいいでしょう。
◇お道具の選び方
最近では、ライフスタイルに合わせて
お道具はシンプルにされる方が多くなっています。
お雛さまだけをシンプルに飾って、
インテリアに合わせてみるのも
楽しいのではないでしょうか、、、
◇お道具の保管方法や注意点
お道具やお飾りはとっても小さなものですので、
しまう時にもいくつか注意が必要です。
お姫様の檜扇、お殿様の冠や纓(えい:お殿様の冠に付ける)
などは特に小さなものですので、
薄紙に包んでからなくさないように一つの箱に一緒に入れて保管しましょう。
婚礼道具は手袋をしてから細い筆などでほこりを払い、
和紙など薄紙でくるんでから箱にしまいましょう。
ぼんぼりは布でできたライトの部分に防虫剤を入れてから箱にしまえば虫食いを防げます。
これらの片付けはよく晴れた湿気の少ない日に行いましょう。
保管は押し入れや納戸でよいのですが、
できるだけ上段にしまうことで湿気やカビを防ぐことができます。
雛人形の箱の上に物を重ねると
お人形やお道具の破損を招く恐れがあります。
箱の上には何も乗せずに保管しておきましょう。
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七段飾りの雛人形。
ひな人形というと、みなさんが思い浮かべ
はんのは、きっと親王さんとかお内裏さんとか
いわれる、お殿さまとお姫さまではないで
しょうか?
その他やったら、三人官女くらい
ですかね~
実はその他にもあと10人のお人形
たちがいます。
7段飾りにすると、全部で15人の
お人形さんたちが勢揃いするわけです。
三人官女、五人囃子、隋臣(ずいじん・
右大臣、左大臣)、仕丁(じちょう・笑い、泣き、
怒り上戸)・・・聞かはったことありますか?
15人揃ったら、そら賑やかです。
もともと、先々代は
13人(三人官女、五人囃子、隋臣、
仕丁)のおひなさんをつくりはじめ、それから
独学で精進を重ねてきた人です。
手先の器用さに加えて、職人気質の人でしたから
ただひたすら研究し、試行錯誤しながら
今の「槙野巧雲」のおひなさんの形を
つくりあげてきはったと思います。
京都で、15人全部のおひなさんをつくれる
技術をもっているのはほんまの限られた
人形師だけです。
(親王さんでも実際につくっているのはほんの
わずかです!)
先々代が努力して習得した、15人のおひなさん
製造の技術は貴重やし、それを受け継いだ
わたしらは大事に守っていかなあかん、
と思てます。
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雛人形のしまい方
雛人形のしまい方
①それぞれの持ち物(小道具)を外して
箱の中に入れます。
②羽ばたきで埃を丁寧にはたきます。
③お人形に触れる際には付属の手袋をはめてください。
④お顔に傷がつかないようお顔紙を丁寧に巻きます。
⑤元通りに雛人形を箱に収めます。
その際お衣裳や御髪(おぐし)が折れたり重なったりして変なクセがつかないよう
慎重に収めてください。
⑥押入れに収納する際に雛人形同士がくっついて傷つくことのないよう
元通りに詰め物をしてください。
⑦防虫剤は必ず人形用のものを適量入れてください。
衣服用のものは匂いが強く、
又半年間しか効き目がないので適していません。
⑧3月3日が過ぎて慌てて片づける必要はありません。
お天気の良い、晴れて暖かく湿気の少ない日を選んで
お仕舞いくださることが大切です。
4月3日頃の旧歴のお節句まで飾って楽しんでいただくのも
いいのではないでしょうか。
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おすすめお雛様のお披露目。
ホームページで、2019年のおすすめの
おひなさまの写真を見ていただけるように
なりました。
他にもお披露目したいおひなさまは
いっぱいいはるんですけど、ちょっと出し惜しみ
しました(笑)
それは冗談ですが、写真ではなかなかわかりにくい
面も多く、ご来店いただいて、お顔とか
お衣裳の細かい仕立ての部分とか、着せつけの
丁寧さとか、直接見てもろて、ご説明したい
こだわりが山ほどあります!
お子様の一生の宝物になるおひなさまですしぜひ、
色々なお店に足を運んで、お人形の説明を聞かはる
のがええと思いますよ。
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雛人形を飾る際のポイント
◇雛人形はいつからいつまで飾るの?
初節句をお迎えの場合、立春(節分の翌日)を過ぎた
お日柄の良い日(大安や友引など)を選んで飾ります。
その後は二十四節気の雨水にあたる日(2月18日~19日頃)
に飾るのが縁起が良いとされています。
松が明けて一息ついた頃にお飾りいただいても大丈夫です。
仕舞う時期ですが、言い伝えで
「3月3日を過ぎたら急いで片づけないと結婚が遅くなる」
などといいましたが、
そもそもこの考えはきちんと片付ける習慣を子どもにつけさせるためのもので
最近ではだんだん廃れてきています。
一番大切なことは仕舞う際に湿気も一緒にお箱の中に入れないよう
「からっと晴れた湿気の少ないポカポカ春めいた暖かい日に片づける」
ということです。
京都や地域によっては旧暦のお節句、
4月3日頃まで飾って愉しむお家も多いです。
◇見栄えの良い飾り方のポイントはありますか?
例えば
・毛氈の折り目が目立たないよう蒸気を当てて
しわを伸ばす。
・檜扇の五色の紐も蒸気を当てて真っすぐに伸ばす。
・男雛の冠についている嬰は斜めになったり倒れかけたりしないよう
真っすぐにつける
・屏風の開き方は折れ目の角度がそれぞれ均等になるようにして開く。
・お人形やお道具を飾る際には、屏風の中心線から左右対称になるように
間隔に気をつける。
・出来るだけ広めのスペースにゆったりと飾る。
・お雛さまの美しさを際立たせるために
なるべくシンプルにすっきりと飾る。
◇ライフスタイルに合わせた飾り方
最近はインテリアにこだわった豊かな生活を楽しむ方が増えています。
お雛さまを飾る際にも難しく考えず、
ご自身の発想で自由に飾って愉しんでいただきたいと思います。
例えば桜・橘を飾らずお人形と一緒に生花を一輪飾る、
和紙を敷いてお雛さま単体を飾る、
インテリアに合わせたお皿や小さな食器と一緒に飾る、、、
など色々なアイデアを考えるだけで楽しくなってきます。
雛人形だけを単体で飾ることで省スペースでお飾りいただくことも
出来ますので、住宅事情に合わせてお選びいただきやすいかと思います。
ライフスタイルの変化に合わせて、
必要なお飾り(付属品)を必要に応じてその都度
購入していくのも一つの方法ではないでしょうか、、、
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比叡山の阿闍梨さん
今日は梅雨の中休み。
洗濯物が外に干せるのは、気持ちのええもんです。
昨日、近くの房紐やさんに用事で出かけた
帰り、ついでにちょっとお買い物に行きました。
「後にしよかな・・・いや、今行っとこ!」
心の中でちょっと迷った末に、やっぱり
行きました。
そしたら、道端のお家の前になんや知らんけど
人がいつもよりたんと出たはるんです。
「お祭りでもあるまいし・・・なんやろ?」
お買い物が済んで外に出ると
さっきよりも、ざわついています。
ピ~ンときました!
「もしかして阿闍梨さん?」
そう、阿闍梨さんが通らはるところやったんです。
急いで道端に膝まづいて手を合わせると
超早足の阿闍梨さんが頭をお数珠で触って
くれはりました。
あぁ~急すぎて、お願い事考えられへんかった!
そやけど、なかなか会えへん阿闍梨さんに
お会いできただけで、幸せ~な気分になれた
一日でした。
それにしても、前お会いしたんも
五辻通りやったわぁ・・・
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うれしいひな祭り
今日は3月3日。
おひなまつりです。
たくさんの笑顔に囲まれて、おひなさまの
年に一度の晴れ舞台です。
今頃、うちのおひなさま達も、
赤ちゃんとの記念撮影におすまし顔したはる
んやろなぁ・・・
みなさんの幸せそうなニコニコ笑顔が
目に浮かぶようです。
今年もお客様に喜んでいただくために
ワクワク気分を楽しんでいただくために
一生懸命考えたことが色々ありました!
でも、まだまだ至らないことだらけやと
思います。
来年もさらにもっともっと、お客様に喜んでいただくために、
ワクワク気分を楽しんでいただくために、楽しいこと
いっぱい考えます!
今日でおひなさまには一旦お休みいただき、
五月人形との展示替えのため勝手ながら
3月10日くらいまで臨時休業させていただきます。
五月人形お入用のみなさま・・・今しばらく
お待ちくださいませ。
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お客様と心を通い合わせる幸せ。
このひと月、いろんなことがありました。
何といっても先ず一番は、ほんまに
たんとのお客様にお越しいただいたこと!
お父さんの親心に感動させて
いただいたYさま・・・お届けいただく
道中の雪は 大丈夫でございましたか?
早速お友達をご紹介くださった
Kさま・・・バレンタインデーのチョコレート、
ありがとうございました!
感動してお電話くださったYさま・・・
気に入っていただけて、
何よりでございました。
毎年、たくさんのあったか~いお気持ち
をいただいて、うちのおひなさまが
お輿入れします。
お客様と心が通い合うのは、ほのぼのとして
ほんまに気持ちのええもんです。
そういう方のお宅に上ったうちのおひなさま
は ほんまに幸せやわぁ・・・としみじみ
思います。
なんでうちのお客様はみなさん、
ええ方ばっかりなんやろ・・・?
ありがたいことです!!
ほんまに、みなさんありがとうございました^^
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