お客様と心を通い合わせる幸せ。
2018年02月28日

お客様と心を通い合わせる幸せ。

このひと月、いろんなことがありました。

何といっても先ず一番は、ほんまに

たんとのお客様にお越しいただいたこと!

お父さんの親心に感動させて

いただいたYさま・・・お届けいただく

道中の雪は 大丈夫でございましたか?

早速お友達をご紹介くださった

Kさま・・・バレンタインデーのチョコレート、

ありがとうございました!

感動してお電話くださったYさま・・・

気に入っていただけて、

何よりでございました。

毎年、たくさんのあったか~いお気持ち

をいただいて、うちのおひなさまが

お輿入れします。

お客様と心が通い合うのは、ほのぼのとして

ほんまに気持ちのええもんです。

そういう方のお宅に上ったうちのおひなさま

は ほんまに幸せやわぁ・・・としみじみ

思います。

なんでうちのお客様はみなさん、

ええ方ばっかりなんやろ・・・?

ありがたいことです!!

ほんまに、みなさんありがとうございました^^

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

 

雛人形とひな祭りの関係
2018年02月25日

雛人形とひな祭りの関係

〇季節の節目に邪気をはらう

雛人形の起源は平安時代に遡ります。
昔の日本にはたくさんの節句があり(五節句)、
人々が季節の節目に身の穢れ(けがれ)を払う大切な行事の一つでした。
その中のひとつ、
「上巳の節句」がひな祭りとなったのです。

〇雛祭りと雛人形の関係

ひな祭りというと雛人形ですね、、、
千年以上もの歴史のある雛人形は、日本独自の大切な文化遺産ともいえます。
「源氏物語」に記述のある「ひいなあそび」などからも、
雛人形の歴史を感じます。

〇「上巳の節句」(じょうしのせっく)と桃の節句

雛祭りは桃の節句と呼ばれ、
桃の節句は「五節句」のひとつの「上巳の節句」(じょうしのせっく)のことです。
古代中国の風習と日本独自の風習が一緒になりました。
「上巳」(じょうし)は、 3月の初めの巳の日をいいます。

この日、水辺に出て穢れを祓うための禊(みそぎ)を行い、
お食事会を催してお祝いをしました。
中国でのこの行事のいわれは、けがれを祓い清める意味合いが強かったようですが、
それが日本独特の祓(はらえ)の思想と結びつきました。

祓(はらえ)の道具として人形(ひとがた)がありました。
古代からの民間信仰として人形(ひとがた)に穢れを移して川や海に流し、
災厄を祓うという風習がありました。
その人形(ひとがた)が、天児(あまがつ)の原型です。

〇雛人形の源流

男女一対にしてまつられる、「雛人形のルーツ」といわれているのが、
「天児(あまがつ)」というお人形です。

あまがつ

天児は、30㎝ほどの竹二本を束ねて胴とし、
さらに別の竹を横に組み合わせて手とし、
絹の丸い頭を付け、目・鼻・口を付けた素朴なお人形です。
その起源は平安時代ともいわれています。

幼児に降りかかる災いや穢(けがれ)を負わせるために
この人形に衣装を着せ、枕元に置きました。
さらに自分の分身として生涯持ち続け、
毎日お供え物をして大切にしたということです。

雛人形は祓(はらえ)の人形、天児(あまがつ)と
「ひいな遊び」のお人形が一緒になったものです。

又、「源氏物語」の中に、
「ひいな遊び」=ままごと遊びをしている風景が登場しています。

この「ひとがた」と「ひいな遊び」が結びついて、
現在の「お雛さま」が生まれました。

川や海に流していた人形(ひとがた)も「雛人形」として造られるようになり、
江戸時代になると、平安時代の宮廷を模した段飾りの雛人形となっていきました。

雛遊びが雛祭りと変化してゆくのは、
江戸幕府が3月3日の節日を「五節句」の一つに定めたことです。

時代と共に3月3日に女の子の幸せと健康を願って人形を飾る
風習がゆきわたってゆきます。

〇桃の節句は五節句のひとつです。

・五節供は「五節句」とも書きます。
江戸幕府が五節句を定めました。

その後明治6年に廃止されましたが、民間行事として今も定着しています。
季節の食べ物をお供えして天地に感謝したり、邪気を払う日とされています。

・人日の節句・・・1月7日 
・桃の節句・・・3月3日   
・端午の節句・・・5月5日 
・七夕の節句・・・7月7日
・重陽の節句・・・9月9日 

旧暦の節句4月になると桃の花が咲くこと、
又、桃は邪気を払う魔除けの木であるから桃の節句と言われています。

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

娘を嫁に出す親心!
2018年02月25日

娘を嫁に出す親心!

あともう少しで2月も終わり・・・

今年もたくさんのお客様にお越しいただき

たくさんのおひなさまをお届けさせていただきました。

大安にお届けするために

「ゆうパック」さんが集荷に来てくれはって

一つずつおひなさまが大切にトラックに積み込まれる

のを見ていると胸がじ~んとしてきます。

この気持ち何かに似ている・・・・・あぁ、そうや!

長男が就職して東京に行くとき、主人、私、長女の3人で

新幹線のホームに見送りに行ったときの気持ちや!!

きっと、娘をお嫁入りさせる時も

こんな気持ちなんやろなぁ~~

お客様のお顔とおひなさまが

重なって「大事にしてもらうねんよ!」と

思うばかり・・・

今さっきまでいはったおひなさまが

いはらへんようになった店先は、

がら~んとして、寂しい、寂しい。

それにしても「ゆうパック」さんは両手で抱えて丁寧に

大切に扱うてくれはるし、いつもありがたいです。

雨の日も雪の日も遅くまでありがとうございます!

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

大安吉日
2018年02月20日

大安吉日

今日は 大安。

たくさんのええご縁をいただいて、おひなさまたちが

お手元に届いている頃やと思います。

箱を開けて、おひなさまとご対面する時のワクワクする

気持ち、味おうてくれたはるかなぁ~

喜んでいただけてるかなぁ~

いろんな思いが、お客様のお顔と共に

浮かんできます。

これからしばらくは、おうちの中で

一番の主役を務めさせて

もらわはるんやろなぁ・・・うちのおひなさま!

みなさん、ありがとうございます!!

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

雛人形のお供えもの 
2018年02月09日

雛人形のお供えもの 

「どれ位の大きさの台を用意したらいいですか?」

おひなさまをご予約いただいたお客様から

お電話をいただきます。

「エアコンの風が直接当たらない方が

いいですよね。」

「きれいにしてからおひなさまをお迎えしようと

大掃除しました!」

みなさん、おひなさまがお手元に届くまで

それはそれは、首を長くして待ち遠しく

思ってくださっているようです。

そして とびきりの特等席をご用意してくださっている

ようです。

ほんまにありがたいことです!!

心を込めて丁寧にお作りせんことには

ばちが当たります。

さて、毎年この時期になりますと、ぼちぼち

おひなさまのお菓子がお店に並び始めます。

あられ、菱餅、チョコ、三色団子、桜餅、ポン菓子

など、いろんな種類のお菓子が売られてます。

京都では昔から「引きちぎり」とか「ひちぎり」といわれる

生菓子をお供えするお家も多く、うちも

毎年近くの和菓子屋さんにお願いしてます。

ひちぎり

阿古屋貝を模してるそうですよ!

女の子の成長を祝うお菓子です。

今年のおひな祭りには、たくみオリジナルの

盛器にひちぎりを載せて「きまり!」

(決して押し売りはしませんのでご安心ください笑)

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。