梅仕事。
2017年06月30日

梅仕事。

やっと、昨日から梅雨らしいお天気。
蒸し蒸しして じっとしてても汗がじわーっと出てきます。

この前から、賀茂川の水もいつものように清らかに流れてなくて、
そうなると、餌を探して 鷺もカモ達もいつもとは違う動きをするんですね、、、
じっと観察してるとおもしろいです!

鴨川は、やっぱり人にとっても鳥にとってもオアシス

それにしても梅雨とは名ばかりのカラッカラの良いお天気が続き、
農作物にはやっと恵みの雨。。。

先日、毎年恒例となりました、梅干し作りに行ってきました。
どこまでって? 
そりゃもちろん、南高梅といえば、和歌山でしょうーー!!

人に言うと、
「えーーっ!和歌山まで行ってるん?!」
とびっくりされますが、

おかみのひろみさんはいつでもどんな時でも
ほんまもんを追及するんです(笑)

長女が東京でお勤めしてた時、
「母の味」なるものを届けて感謝させよう!喜ばせよう!
と思い立って、
無添加・木熟の梅干しを漬けに行ったのが始まり。

今では、毎年この季節の梅仕事になりました。

木熟の南高梅10㎏を樽に漬け込みます。
市販されてる南高梅は大抵、まだ青いうちに採ってから
熟させるらしいのですが、
木熟の南高梅は木で熟したものだけを採る、
いわば、選りすぐりの選ばれた南高梅さんたちなんです!

ただ今年は雨が降らないせいで、梅も桃も不作らしく
貴重な木熟の南高梅を使って梅干しを作れることに感謝。

大切に可愛がって美味しい梅干しに育てます(笑)

紫陽花のおばあちゃん
2017年06月28日

紫陽花のおばあちゃん

今日の京都は梅雨らしい恵みの雨。

今年もご近所のおばあちゃんに、何度も紫陽花をいただきました。
通りがかった私を見つけると
「紫陽花持ってく?」
と聞いてくださる。

「わぁ、うれしい!いつもありがとうございます。
お花があると、お家の中が華やぎます!」
というと、
お庭の紫陽花をパチンと切って手渡してくださる。

いつもにこにこ、お話のされ方がとっても優しくて
品のいいおばあちゃん、90歳ですって。
わたしの中の「紫陽花のおばあちゃん。」

ajisai2

「はい、どうぞ、おたふくさんよ。」
と言って昨日くださったオタフクアジサイ。

小さいお花の先がくるんとカールしてとってもかわいい。
一気にダイニングテーブルの上が華やぎました。

紫陽花のおばあちゃんみたいな
おばあちゃんになりたいな。。。

アスパラのご縁
2017年06月25日

アスパラのご縁

北海道赤井川村から、採れたてのアスパラガスが届きました。

ここだけの話。。。

お買い物に行ってもアスパラガスって4,5本で300円位するし、

家族3人で食べてもあんまり満足感がないというか、

まぁ、ほんのちょっと季節感を味わう程度というか、

なんか今ひとつ「おいしいなぁ~~」いう

満足感を味わう食べ物でなかったことはたしか!!

それがですよ、ちょっとそこの奥さん・・・

赤井川村直送有機栽培アスパラガス、

わたしの認識を覆すお・い・し・さ~~~~!!!!

みずみずしくて、しゃきしゃきして、うーん、もう、ひと言ふた言では

語りつくせないお・い・し・さ~~~~!!!!

今まで食べてたアスパラガスは、いったい何だったのでしょうか。。。

産まれて初めて経験するアスパラガスの大人食い(笑)

もう、この感動を黙っておくわけにはいかない!、

そう思ったわたしは、

早速送ってくださったNファームさんに感動と感謝をお伝えすべく

お電話で再度注文をしたのでした。

Nファーム御中

N・Kさま

こんにちは。

早速ですが、先ほどアスパラガスが届きました! 

しっかり、チルドでした✨良かった〜〜!

開けてみて、びっくり、ホワイトまで入っているではないですか〜!!


お人柄の伝わる 丁寧なお手紙まで添えていただき、お心遣いに感謝です。

心を込めて育てられたアスパラガスです。大切にいただきます。

ありがとうございました。

来年また、よろしくお願い致します。

岡田

岡田様

 

初めまして。

主に収穫や生育を担当しております

Nファームの吉田と申します。

 

この度はご注文いただきまして

本当にありがとうございました。

 

美味しく食べていただけている様で

何よりです。

 

N・K(当ファーム代表の奥さんになりますね)から

「こんな電話は初めてだった」と岡田様からの電話の内容を聞かせていただき

従業員共々、とても嬉しく、励みになりました。

私もNファームで働き始めて8年になりますが、

こんなに嬉しそうに話す奥さんを見たのは初めてです。

(暗い人とかではないですし、普段から明るくて素敵な人ですよ、もちろん 笑)

 

 

赤井川村はここ数日で「やっと夏が来たかな?」

という気温になってきましたが、例年よりも涼しいように感じます。

極端に寒い日や暑い日がないので、人間には過ごしやすいですが

畑の野菜たちや虫たちには、もう少しお日様が必要な気がします。

 

これから夏本番。北海道も短いですが、暑い季節がやってきます。

岡田様もどうぞお元気でお過ごしください。

ご縁がありましたら、来年も宜しくお願い致します。

 

Y・T

 

PS アスパラは5月の初旬から6月の後半位までがシーズンですが

  本当に美味しくて、お勧めできるのは5月中か6月の初め位までです。

  農家の本音ですが、できれば早めにご注文頂いた方が

  自信のあるものをお届けできます。

  作っている自分で言うのもなんですが、旬のアスパラは本当に最高です。(笑)

 asupara1_2

ふっかふっかの土のお布団からニョッキと伸びるアスパラガス。

生命力を感じます。

素朴で心温まる素敵な皆さんとの出会いをいただけたことに

感謝ですね!!

旬のアスパラでからだの中からきれいになれた気がします。

北海道、最高!!

雛人形の衣装について
2017年06月23日

雛人形の衣装について

雛人形の衣装は色・文様・素材と様々な種類があり、
日本の伝統と美意識が息づく優雅なものです。
男雛は実直で凛とした雰囲気を、女雛はたおやかで清楚な雰囲気を
醸し出しています。
気に入った衣装を纏った雛人形は、
お子様とのよりいっそうの想い出になることでしょう。

◇雛人形の衣装はいつの時代のもの?

雛人形の衣装は京都に都があった
平安時代の宮中の衣装を模したものです。
平安時代は国風文化が盛んになった時代で、
日本の服飾技術が飛躍的に向上した時代でもありました。
平安時代より変わらない、雅な文化が表現されています。

◇京雛の衣装について

京雛の衣装は男雛は束帯、女雛は十二単の衣装を着ています。
平安時代の貴族が着用していたそのままを忠実に再現しており
かさねの色目に代表される色使いや繊細な仕立て、
着せ付け方法など有職故実に基づいた装束を着ているのが特徴です。

◇衣装は手作りしているの?

雛人形の衣装はすべて細やかな手作りです。
裂地選びから行い、
伝統的な色合いや紋様、西陣の袋帯など極上の生地を使用し、
一つひとつの人形に美意識と熟練の職人の技を込めて手作りします。

◇衣装の素材は?

衣装の素材の織物は
ポリエステルなどの化学繊維を使用しているものから
総正絹の糸で織っているものまで様々です。
化学繊維で作られた衣装と総正絹の衣装との見分け方は難しく
織物屋さんでも判別が難しいとよくいわれます。
違和感ない自然な艶があるかどうか、ご自身の審美眼で見分ける、
又は実際の織物の手触りで判断するしかありません。

◇衣装に流行はあるの?

昔は男雛は黒か青色系、女雛は赤色といったものがほとんどでした。
現代では、部屋の雰囲気やインテリアとの調和といった
コーディネート面も考慮されています。
又、配色センスが活きるのが衣装着の雛人形の面白さでもあります。
流行が変わるといったことは特にありません。
お好みの柄やお色目の雛人形をお選びください。

◇おすすめのお衣裳は?

たくみ人形では、裂地選びから配色、かさねの色目の選択、男雛と女雛とのお衣裳のバランスなど
きめ細やかな配慮で一つひとつのお雛さまをお誂えしています。
仕上がりが気に入らないお雛さまを店頭に並べることはありません。
お好きな色、文様、雰囲気で楽しく安心してお選びいただければと思います。

<<<<<<<<>>>>>>>>

雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。