「恋舞妓の京都慕情」に出演します。
今日は、J:COMテレビ 「恋舞妓の京都慕情」の撮影で
祇園甲部の舞妓ちゃん佳つ扇ちゃん、茉利佳ちゃんが
工房見学に来てくれました。
うちのお雛さまの特徴やら、鑑賞の仕方やら
いっぱいお話しできて楽しかった!
やっぱり隠してしまうのはもったいない!
今日の京都は極寒です。
冷たい北風に飛ばされそう、、、
こんな日は冬眠に限る!と言いたいところですが、
今日も元気にお仕事頑張るわたしは偉い!(当ったり前か、、、笑)
工房あったか~くしてご来店お待ちしておりますねっ!!
さて、お雛さまのご予約をいただいてからお届けまで、
首を長くしてお待ちくださっている
(3年前のブログ、「隠してしまうのがもったいない」もごらんくださいね。)
全てのお客様のお雛さまをお撮りできず申し訳ないことですが、
雛人形の桐胴とわら胴の違い。
お雛さまの芯になる部分のことを「胴」といいます。
うちの工房では、全てのお雛さまに
桐の木を使った「桐胴」を使っていますが、
日本中の大半の雛人形には、稲わらを束ねた「藁(わら)胴」が
使われています。
(詳しくは、ホームページの「京ひな人形へのこだわり」を見てください。)
「わら胴」の最大の欠点は、「タバコシバンムシ」という、
わらの中にいる虫が雛人形の胴を食うてしまう
おそれがあるということです。
ダニもわきますしね、、、
最近では、畳の材料の「い草に似せた化学製品胴」
みたいなものを使うお店も出てきましたが、
(そもそも化学製品胴って何??)
いずれも、型崩れを起こしやすいという欠点があります。
「そんなん、気持ち悪いし、いやや! ほんまかいな?」・・・
と思われる方は、
「日本人形協会」という、人形関連業者の集まる
日本最大の組織が毎月発行する業界誌
「にんぎょう日本 2010年9月号」に
「わら胴に虫が発生する被害について」の記事が
掲載されましたので、参考になさってください。
「わら胴に虫が発生する被害について」は
下記のファイルをクリックしてくださいね。
昔から、いいお雛さまには、必ず「桐胴」が使われていました!
いつの日にか、「桐胴」が
日本中の雛人形のスタンダードになる日が
くればいいですね!!
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お雛さま選びも楽しい思い出になりますように。。。
今年も十二坊さんの除夜の鐘を聞きながら
心静かに 新年を迎えることができました。
皆さま、明けましておめでとうございます。
「自分たちの作るお雛さまがいちばん好き!」
というシンプルな心もちを大切に、
今年もたくみは、
正直に、やさしい気持ちで、お雛さま作りに励みます。
目を輝かせながら、お雛さま選びを楽しんで
いただけるように。。。
「たくみ人形に来て良かったわ。」
と こころから感じていただけるように。。。
そんなお客様と一緒に感動することが
わたしたちの最高の喜びです!!
新年は、明日4日より営業させていただきます。
ご来店お待ちしております。