お知らせ
昨日、お墓参りに行きました。
いつもニュースに登場する、祇園の東大谷
さんにお墓があります。
お盆にお参りに行ったとき暑うて暑うて、
お彼岸に来るときには涼しなってる
やろなぁ・・と思てましたのに、暑い暑い・・・
このまま夏終わらへんのんちがうやろか・・・
とちょっと心配になってきました(笑)
水塔婆にご先祖さんの戒名を書き、
そういうたら子供の頃、おばあちゃんっ子
やった私は、祖母とお参りすることが多く
「あんたが書いて」と頼まれては戒名
書いてたなあ・・・と思い出しました!
うちの娘にも覚えさしとかんと・・・・
書かしたことありません。
えらいこっちゃわぁ~
帰りには決まって祇園の親戚の家に行き、
みよしやさんのみたらし団子と祇園饅頭
さんのおしんこを買ってもらい、
その隣にあったおもちゃ屋さんで
タミーちゃん(着せ替え人形)の
洋服を買ってもらうのがいつもの
お決まりのコースでした。
今から50数年前の懐かしい思い出です。
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ひな人形というと、みなさんが思い浮かべ
はんのは、きっと親王さんとかお内裏さんとか
いわれる、お殿さまとお姫さまではないで
しょうか?
その他やったら、三人官女くらい
ですかね~
実はその他にもあと10人のお人形
たちがいます。
7段飾りにすると、全部で15人の
お人形さんたちが勢揃いするわけです。
三人官女、五人囃子、隋臣(ずいじん・
右大臣、左大臣)、仕丁(じちょう・笑い、泣き、
怒り上戸)・・・聞かはったことありますか?
15人揃ったら、そら賑やかです。
もともと、先々代は
13人(三人官女、五人囃子、隋臣、
仕丁)のおひなさんをつくりはじめ、それから
独学で精進を重ねてきた人です。
手先の器用さに加えて、職人気質の人でしたから
ただひたすら研究し、試行錯誤しながら
今の「槙野巧雲」のおひなさんの形を
つくりあげてきはったと思います。
京都で、15人全部のおひなさんをつくれる
技術をもっているのはほんまの限られた
人形師だけです。
(親王さんでも実際につくっているのはほんの
わずかです!)
先々代が努力して習得した、15人のおひなさん
製造の技術は貴重やし、それを受け継いだ
わたしらは大事に守っていかなあかん、
と思てます。
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