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西陣からの便り

雛人形の材料 もくめん。

果物のおいしい秋。


でも例年に比べたらちょっとお高いような・・・

酷暑の夏の影響でしょうか


さて、秋風が吹き始めると、いっぺんに気ぜわしい

なってきます。

新作展示会でご注文いただいたおひなさまを

お納めする時期が迫って来てるさかいです。

これから12月いっぱいくらいまでは、時間に

追われて うれしい悲鳴の毎日です。


昨日は、昔からずっとお願いしてる「木毛屋さん」が

「もくめん」を持って来てくれはりました。

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                   これが「もくめん」です。


毎年わざわざ、兵庫県の丹波市から 

車に積んで来てくれはります。


「京都のお人形屋さんへ持って来るんは、たくみさん含めて

3件になってしまいましたわ!」

需要が減ってしもたさかい、

今や全国的にも数少ない木毛屋さんになってしまいました。


もくめんというのは、雛人形の製作に なくてはならない

材料のうちの一つなんですよ。


でも今や、手間を省く為に、代わりに化繊の綿や発砲ウレタン

を使うお店がほとんどです。


でもお人形の自然な肉付きを表現するためにはやっぱり

もくめんでないとだめです。(お人形の手足や胸、お腹周り、

肩などに入れていきます。)


手間をかけて、ちょっとずつ増やしたり減らしたりして

肉付きを加減していくんですよ。


「でも外からは見えへんところやのに

なんでそこまでするん?!」と

思わはるかもしれません。


でもそうやって手間をかけてあげることで、仕上がった時

にお人形が醸し出す空気が全く違うてくるんです。

ドイツのシュタイフ社のテディーベアにも使われてます。


外からは見えへんところにも、ていねいに手をかける、

それがほんまもんの手仕事いうもんやと思います。

(ちょっとええカッコ言うてしまいました笑)





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